2010年12月19日 八ヶ岳 硫黄岳 メンバー:L小野木(記)、福田、矢島、小泉
文句のつけようのない快晴のなか、八ヶ岳硫黄岳へ今シーズン初の雪山へ行って来ました。
高度が上がるにつれ遠くの山々が見えだし、遠くは北アルプス白馬岳から槍穂高連峰、乗鞍岳、御岳山から中央アルプス、反対に目を移すと浅間山から上越国境の山々、尾瀬の燧ヶ岳らしきものまで360度の大展望です。これだけ見えるのは年に何回もないと思えるほどの景色。
夏沢峠からは結構な人出になりました。本沢温泉の方から登ってきているようで、なかには山ガールらしき人も。雪山でスカートはないでしょう、風通しが良すぎるじゃないですか。
アイゼンのシュキュシュキュと雪に刺さる音が心地よく感じられ、風速10m以上の風が雪山の厳しさ楽しさを思わせてくれた行動時間6時間半の山行でした。
でも核心部はなんといっても、登山口の桜平までの車道であったと思います。登れなくて車が2回滑りましたから。
2010年11月28日 八ヶ岳 天狗岳 メンバー;谷内
冬型のなり初めで風強く山は荒れてましたが、今シーズンの初雪山山行を味わってきました。山頂あたりで積雪10センチぐらい。
登山界では問題視されてるトレールランニング(トレラン)のレースにいくばくかの疑問を抱きつつも10月に二度出場し足を痛めてしまいました。しばらくランニング、登山ともに休止状態であったのですが、少しづつ癒えはじめ今回は足の様子見、リハビリ山行でありました。
トレランは自然にも身体にも負荷が大きく、やっぱりよした方がいいのではという感じです。
AM6:50唐沢鉱泉発―天狗西尾根―9:10西天狗岳―10;00黒百合ヒュッテ―11:20唐沢鉱泉帰着
2010年10月2日 苗場山 小野木ファミリー
前々から行ってみたかった苗場山に、念願かなって家族登山で行ってきました。
越後湯沢からのメインルート、祓川 (はらいかわ) ルートをとります。上り4時間下り3時間半のルートで、途中にあるピークに行くまで山頂は見えません。
歩き出して3時間、そのピークまで来たらオーマイゴッド。一旦おりて登り返す登山道が見えているではありませんか。標高差で約150m下り、200mほどを登り返しました。
この頂上直下の登り返しの直登がしんどかったです。
登り切った途端に見渡せる広大な湿地帯の台地。どうしてこの標高にこんな風景が広がっているのか不思議でなりません。
1時間ほどの昼食休憩後下り出しますが、その長いこと長いこと。こんな道を来たのかと思いながらやっとの事で駐車場まで下山。時刻は午後4時を回っていました。
2010年7月31日〜8月4日 カムチャッカ アバチャ山 (2741m)
少し遅くなりましたが、夏に会員の一人がロシアのカムチャッカ半島にあるアバチャ山へ行って来ました。その様子がようやくアップ出来ましたので、ご覧下さい。(HP担当者記)
カムチャッカってどこにあるの?からはじまった山行。
日本の倍の面積があり、人口は27万人。45%の漁業会社に勤めているという。米ソの冷戦時代は軍の基地になっていて、外国人はもちろん国の中での行き来もなく、12年前から入国できるようになったので、手つかずの豊かな自然がふんだんに残っているとのこと。
山頂には立てなかったが、ベーリング海のすさまじい風を経験し、かえってスケールの大きなことを身をもって感じた。
戻ってからもカムチャッカと言ってもすぐわかる人はいない。
北海道の千島列島からつながって・・・と話しながら、ちょっぴり世界が広がったかなーと思う。
日本の高山植物と比較する楽しみもまた広がり、これからの山行も楽しみになっている。
詳しくはこちらを
2010年9月25日〜26日 日向八丁尾根〜甲斐駒ケ岳
メンバー;L谷内、小泉、鈴木(非会員)
甲斐駒ケ岳への登路はいくつかあるが、ほとんど使われておらず忘れ去られている古のルートとして日向八丁尾根があげられる。
ハイキングでにぎわう日向山から駒岩〜大岩山まではヤブ好きの人が訪れるようになったらしく、
20年ぐらい前に神宮川の沢を登ってた時よりは整備されていたが、その先烏帽子岳までは未知の領域でず〜と頭のすみに引っ掛かっていたのですが、今回良きメンバーと天候に恵まれ無事トレースすることができ大満足です。
笠の径20センチちかくとジャンボな松茸の収穫あり美味を堪能できたこともよき思い出です。
9/25 くもり〜晴れ
AM4:30茅野発ー竹宇神社に車デポ後日向山登山口5:30〜40−7:08日向山ー
9:58大岩山ー11:09コルー14:05烏帽子岳ー15時六合石室
9/26 快晴
AM3:30起床〜4:35発ー5:50甲斐駒ケ岳ー黒戸尾根下山ー11:05駒ケ岳神社
ルート図はこちらを
2010年9月19日 南八ヶ岳 編笠山〜権現岳 折井
3連休の中日、南八ヶ岳に行って来ました。
お決まりの一般ルートに四苦八苦し、何とか下山出来ました。秋空に、秋風に、色々と考えさせられる一日でした。
観音平6:35〜編笠山9:00〜権現岳10:50〜観音平14:20
2010年8月12日〜14日 常念山脈 舟橋
常念小屋に併設されている信州大学医学部山岳部の夏季診療所、常念診療所に看護師としてボランティアに行ってきました。
12日、山岳部のメンバーと一の沢より入山。台風4号通過の荒天で、全身ずぶ濡れになりながら4時間かかって乗り越しへ。
翌13日は、OBの方のご配慮もあり、大天井岳を往復してきました。朝方はややガスが多めでしたが、次第にあがり、大天井では、槍穂連峰が望めました。この日の夕方は、診療所にも少数ながら患者さんが来院されました。
14日は雨天の中一の沢へ下山いたしました。
ボランティアとしてはほとんど活動しませんでしたが、山岳部のみなさん、ならびにOBの方のご配慮もあり、楽しく過ごすことができました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。
大天井岳より槍、穂高を望む
大天井岳山頂にて 横通岳より常念岳、常念小屋を望む。
2010年9月18日 稲子岳南壁左カンテ
L谷内、宮坂(松本労山)、鈴木(非会員)
松本労山の宮坂さんのリクエストにこたえて稲子岳の岩登りに行ってきました。
左カンテは崩壊の強い南壁の中にあっては比較的しっかりしてて高度感のあるスッキリしたルートで、3人での登攀形態が初めてとのことで、そこそこ楽しんで勉強してもらえたようです。
帰路はキノコ教室となり、おみやげのお持ち帰りをしていただきました。
AM6時茅野発ー6:30唐沢鉱泉駐車ー8:30黒百合平ー9:20取り付き=登攀=
11:10終了点〜11:40下山ー14:10鉱泉帰着
2010年8月4日 蝶ガ岳 加藤(単独)
もう、3回も登っている蝶ガ岳だが、上高地から日帰りできるのか たぶんできると思うが自信がない。前日に上高地に入ってしまえば可能だろう。18時に小梨平にテントを張り翌朝5時に長塀尾根から登った。すばらしい天気に恵まれ、眺めを堪能できた。人も思ったより少なかった。平日の山はこの静けさがいい。
2010年7月26日 黒姫山 L:加藤 福田 神保
ようやく夏本番という7月26日(この後、猛暑が1カ月以上続くのだが)、初めての北信五岳のひとつに登ってきました。西新道から西登山道のコースを選びましたが、上りの急登、下りの西登山道の岩の多さには、さすがに疲れました。途中、蜂ノ大池の静けさには、癒されました。
2010年8月28日〜29日 中央ア 木曽谷正沢川細尾沢 メンバー;谷内、小泉
木曽谷正沢川の支流で木曽駒ケ岳に突き上げる細尾沢に行ってきました。
花崗岩からなる明るく開けた沢で、大滝を越えた後のナメ状の連漠帯は快適で、ツメのやぶもハイマツにつかまることなくまずまず。
心配された夕立〜雷雨にもあわず満天の星空のもと快適なビバークも楽しめました。
・8/28 晴れ
AM5:30茅野発ー権兵衛トンネル経由ー6:40木曽駒高原スキー場駐車〜7:08発ー
9:08玉ノ窪沢出合ー9:58細尾沢出合ー10:40大滝下ー11:25大滝上ー12:30テンバ設営
・8/29 快晴
AM5:40発ー8:45稜線上ー8:52木曽駒山頂〜9:25福島道Bコース下山ー12:45スキー場帰着
2010年8月21日 苗場山
しらびその女性3人で 秋山郷の苗場山に 登りました。わたすげは 終わりでしたが 池塘をいれた湿地の景色は のびのび いつでも人気の山です。
2010年8月7日〜8日 夏合宿 八ヶ岳広河原沢
CL谷内、SL朝倉、小泉、矢島、宮坂
二日目日帰り 阿弥陀南稜;舟橋、倉澤
左股を分けた後の本谷下部にベースを設け、初日は本谷下部を登りゴルジュ抜け口CS手前より右股尾根に抜けあがり南稜P?から阿弥陀山頂を踏み中央稜を下山。
二日目は左股を遡り中央稜を下山。
初日は快晴で濡れても快適。夜も夕立なく焚火を囲んでの楽しい夕げ。二日目はうすぐもりで濡れて寒いくらいであったが、いくつもの滝登りを楽しむ。
今回は縁あって松本労山の宮坂さんに参加してもらったが、八ヶ岳特有のもろさ、ぬめりを堪能してもらえたのではないかと思います。
ニョホウチドリ ミヤマアケボノソウ
2010年7月18日 金峰山 2.595m 晴れ
梅雨明け初日の晴天のもと、新会員の要望もあり女性陣で金峰山に登った。
金峰山荘の駐車場は、3連休の中日を楽しむ家族連れなどで大賑わい。
廻り目平からのコースは、割りに静かで5パーティほどだったと思うが山頂に着くと人があふれていた。
夏雲がわく真っ青な空を仰ぎながら痛くなるような冷たい沢の水に触れると夏がきたんだなという実感がわく。山頂手前の樹林はシャクナゲの林が広がり、うす紅の花弁が目を引く。
前回の金峰は雨で何も見えなったので山頂のすばらしい展望を充分に楽しめた山行になってよかった。
五丈岩 瑞牆を望む
ルート図はこちらを
2010年7月10日 沢登り登山学校開催 北八ヶ岳西天狗河原木場沢 晴れ
長野県連教育部主催、しらびそ山の会主管の沢登り初級の登山学校を北八ヶ岳西天狗河原木場沢で開催しました。
梅雨時のため予備日を設けての計画を立てましたが、予想通り7/4は雨で順延、7/10の実施となりました。
そのため当初の参加予定者16名(5山岳会)が10名(3山岳会)に減ってしまったのは残念でしたが、しらびその谷内講師の丁寧な指導の下、まとまりのある講習になりました。
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2010年6月26日 大川入川 沢登り(浪合村)
メンバー;L谷内、小泉、折井、倉澤、矢島
南信浪合村に位置する大川入山(1907m)は信州百名山の一つに数えられる山ですが、治部坂川支流大川入川を遡って山頂を踏んできました。
花崗岩からなる標高差800mの沢で、小滝・ミニゴルジュそこそこ楽しめ、ツメのササやぶ漕ぎも10分強とそれ程でもなかったです。
終日小雨の天候で眺望得られず残念でした。
7時入渓ー11:40終了点ー大川入山12:00〜12:30−登山道下山ー14:30治部坂峠登山口
クルマバソウ
マイヅルソウ ルート図はこちらを
2010年6月15日 救急法+AED講習会
年に1回、救急法講習会を開催しています。
人形を使っての心配蘇生法、人工呼吸法、AEDの使用方法も教わります。
山では、ちょっと知っていたから命が助かったという場面があります。救急法だけに限らず ロ ー フ ゚の結び方や食べられる草花の知識など、知っていて損はないものです。
普段の生活では、そんなに急を要する場面には遭遇しないものですが、でもこういう講習会をおろそかなしないで、知識を身につけておきたいものですね。
昭和62年製、今年23才の人形
胸部圧迫法 AEDについての説明
2010年5月30日 茅野市上槻木〜峰の松目 晴れ
谷内 朝倉 折井 小泉 福田 加藤 矢島
〜ルートファインディング〜
登山道を歩くのではなく、地図とコンパスでルートを確認しながら目的地を目指すという
基本的技術の求められる山行をおこないました。
「チェルトの森」の別荘地奥の沢沿いに緩やかに登る。たっぷりしたコケに覆われた緑の樹林が広がり、非常に歩きやすく気持ちがいい。また、コケの上に草丈5cm足らずのホテイランの花を1株見つけ、めったにない幸運を喜ぶ。
途中から沢をそれて、尾根筋に沿ってまっすぐ山頂を目指す。
現在地と目的地をコンパスであわせ、時々方向を確認するが、ほぼ直線のルートなので、以降はそれほど悩むことはない。
山頂直下100mほどのところで、ハイマツとシャクナゲのヤブこぎになり、悪戦苦闘するが身動きが取れなくなって、ギブアップ。
岩の上に登って何とか場所を確保し大休止とするが狭いので身動きがとれず、結構スリルがあった。眺望もそれなりに楽しめた。
下って、山頂に通ずる樹林に出れたが、もう登る気力がなくてそのまま下山とする。
下りは広い尾根なので、ルートを取りにくくおまけに区の境界改めのためのテープが入り乱れていて、行きつ戻りつルートを探しながら下る。下りの難しさを再認識した。
読図とコンパスを使いこなすだけの力量が全くなく″連れて行ってもらう″山行から自立するために今後もこうした歩き方を繰り返して、基本的な力を身に着けたいと思う。
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2010年6月6日 霧ヶ峰 清掃山行
清掃山行を行いました。
八島湿原から沢渡り 車山肩 山彦谷南の耳で昼 北の耳 ゼブラ山 八島湿原と霧ヶ峰の地形を十分堪能しました。花はまだはやく残念でしたが野鳥をたくさん教えてもらいました。会員外も含め 9名の参加 ちなみにごみは 少なく 2〜3キロ でした。
バードウォッチング
山彦谷 南の耳と北の耳 蓼科山を望む
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本日の成果は?
2010年5月29日 両角岩岩トレ メンバー 谷内・小泉・舟橋
両角岩で岩トレを行ってきました。ロープワーク同様、シーズンインに備えて復習と感覚を取り戻しておくことは重要です。
新緑の中、確保・クライミング・懸垂下降の練習等を半日行いました。
2010年5月22日 ロープワーク講習会 谷内(講師)・倉沢・折井・舟橋
新緑の田留姫の滝でロープワークの実践講習を行いました。
安全ベルトのつけ方。8の字結びなど基礎編から応用編まで約20項目をリーダー部、谷内講師により実践しました。シーズンインの前の復習として重要な講習会でした。
講習を経て、クライミングや沢登で実践・応用していきたいと思います。
2010年5月16日 生坂村 京ヶ倉(990m) 長野県連女性委員会主催
天候 晴れ
県内7山岳会 34名の参加で女性委員会の交流山行が行われた。
14〜15人ずつの2班に分かれて行動し、別に車両班の手配もあって担当した大町労山と松本労山の気配りが有難かった。
生坂村の京ヶ倉には、戦国時代の城址や、物見台、のろし台のあとがあり低山ながら、生坂や安曇野の平らがよく見渡せる眺望のある山である。また登山道は整備されていたが、やせ尾根や岩場、崖などが多く気の抜けないルートが続く。
当日は、村職員がガイドをしていたパーティーと一緒になったので説明を一緒に伺うことができた。「京ヶ倉・大城を広く世に出す会」というのも、活発に活動しているようである。
お目当てのヒカゲツツジはピークを過ぎていたが、淡い黄色の花が残った株がいたるところにありまたイワカガミの群生地も楽しむことができた。
大休止では、山の歌の合唱や安全歩行の講習があったりして普段会う機会もない他の山岳会の方たちとの交流も図ることができた。
たまにはこういった山行もいいものだと、ゆっくり楽しい一日を過ごすことができた。
京ヶ倉からの
北アルプスの眺望
ヒカゲツツジ
2010年5月3日〜4日 北アルプス 杓子岳双子尾根 メンバー;谷内、小泉
杓子岳双子尾根の雪稜を登ってきました。
泊まり装備を背負っての雪稜登攀のトレーニングを目的としましたが、白馬三山東面の全体像をつかむには良いところで、登攀中に会ったのは一パーティーのみと連休とは思えないくらい人の少ない条件で、かつ主稜線上に抜けてからは黒部側からの強風とガス天下での行動と充分楽しませてもらいました。
・5/3 晴れ 7:50猿倉発ー10:09小日向のコルー12:20樺平テンバ
・5/4 うすぐもり〜春がすみ、主稜線上は終日ガス天
AM4:30発ー6:25杓子岳ー7:50村営小屋ー大雪渓下降ー10時猿倉帰着
キクザキイチゲ これもキクザキイチゲです
ルート図はこちらを
2010年4月24日 八ヶ岳連峰天狗岳 メンバー 舟橋・折井
御柱祭で山に行けず、なまった体と酒で痛んだ肝臓の二人組みでリハビリ目的で天狗岳に行ってきました。
唐沢鉱泉より西尾根に取り付いてまもなくよりバリバリのクラスト状態。アイゼンを装着し、登高。第1展望台付近より眺望が出始め、美しく八ヶ岳を望めました。樹林帯では積雪概ね1メートル。順調に登り3時間あまりで、西天狗山頂に出ました。大休止後、東天狗岳を経て中山峠へ下山。主稜線では佐久側に雪庇が張りだし亀裂が走っているので要注意。黒百合ヒュッテを経て、唐沢鉱泉に下山しました。
人も少なく、静かな山行でした。二人ともゴールデンウィークは御柱一色なので、これで気持ちを切り替えてがんばれそうです。
よいてこしょ!
第1展望台より赤岳を望む 西尾根第2展望台付近より西天狗岳
山頂を望む
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西天狗岳山頂
2010年4月11日 山梨 茅が岳 メンバー倉沢・福田・矢島・会員外1名
桜の頃はこの山に行くのを楽しみにしている。
深田公園の駐車場に着くと鶯のさえずりで迎えられる。
8時を回っていたので、駐車場は8割がた埋まっていた。
女岩で清水を味わう。そこそこ水量があるのに、地表を流れることなく伏流水となっていた。日差しもかなり強く、ゆっくり歩いても久しぶりにたっぷり汗をかいた。
「深田久弥終焉の碑」を過ぎ、2時間半で山頂へ。平坦で広い山頂は、大勢の登山者で賑わっている。
下りは尾根道を下る。朝は気付かなかったマメザクラがちらほら咲いてダンコウバイや〇〇スミレも見つけ、本格的な春を感じる。名前はわからなかったが、蝶も2種類見かけた。
里に下りると、桜がいたるところ満開で豪華なソメイヨシノもいいが、楚々とした山桜も趣があっていいものだと思った。
春を存分に味わった山行でした。
ルート図はこちらを
2010年2月13日〜14日 冬合宿 八ヶ岳東面仙添尾根
2月13、14日の二日間八ヶ岳東面祖間杣添尾根で冬合宿を行いました。
天候不順の間隙のいちばん綺麗な山の表情に出会えることができました。
入山者が想定より多いらしくワカンを使うことはありませんでした。
下山後の雨滴が梢に凍りついた硝子細工のトンネルを抜けるような光景もまれな体験でした。
木の枝が 氷で コーティングされたようで 仙添尾根にて
めずらしい景色横岳
雪崩訓練の後の 雪柱で氷像を作る小泉君 三又峰のみえる稜線へ出る
裏から みる 赤岳は シャープ 三又峰から赤岳中岳阿弥陀岳 奥は南ア
いい天気で ラッキー
合宿の写真はこちらをご覧下さい。
2010年2月7日 八ヶ岳 赤岳主稜登攀 メンバー;谷内、小泉、非会員
風そこそこあったが、登るとともに晴れ上がり、遠く北アまで見えてくるなか、先行も1パーテイーだけと異常にすいててくれて快適な登攀が楽しめました。
ルベルソによる二人同時確保は疲れるものでした。
ルート図はこちらを
赤線が主稜登攀ルートです。
2010年1月23日 冬山訓練山行 北八ヶ岳天狗岳
L谷内、福田、矢島、非会員
AM7時奥渋ノ湯発。適度にしまり気味で登りやすし。9:50暖かい日差しをあび−3℃と気温の高い黒百合着。
中山峠から先、硬くクラストした雪面登行で快適。少しずつガスり始めてくる中11:
35東天狗着。風少なくおだやか。
往路下降し12:35黒百合。−12℃と気温下降しいつもの八ヶ岳にもどった感じのなか大休止の後、
カリカリ気味にしまってきた登山道を駆け下り14:37渋帰着。
気温の変化とともに様々に変化する雪面の歩行訓練が行えました。
ルート図はこちらをご覧下さい。
2010年1月9日〜10日 北八ヶ岳スノーハイキング 折井
1月9日、10日で、非会員の山仲間2人と北八ヶ岳へ、スノーハイキングに行って来ました。初日、13時にピラタス山頂駅に付き、20分過ぎに出発。晴天に恵まれ、ほぼ無風状態で好調な滑り出しでした。
14時には北横岳ヒュッテに到着。アイゼンを装着し、そのまま北横岳まで一気に目指しました。登頂後約20分、14時40分頃には北横岳山頂に。風はあるものの、雪景色を満喫し下山しました。15時少し前に北横岳ヒュッテに着いたのですが、時間があるので七ツ池まで遊びに行きました。
山小屋で同室だった二人連れ、初心者らしいが縞枯山から茶臼山を周遊してきたとか。明日、天気を見て我々もそちらへ行ってみようかと思いましたが。
二日目、朝からガスが出て視界悪し。検討しましたが、取り敢えず縞枯山荘まで行くことにしました。8時過ぎにヒュッテを出て、ゆっくり歩くこと約40分で縞枯山荘に。山荘で小休止し、片道およそ1時間半で、天池までスノーハイキングの往復。一時日が差したのですが、雪の舞う昨日とは正反対の天候でした。12時半には山麓駅に到着。相変わらず視界が悪いので、ロープウェイで下ることにしました。
3人ともやや物足りなさを感じつつも、それなりの二日間を楽しみました。
2009年12月30日から2010年1月1日 正月山行 北八ヶ岳縦走
L谷内、牛山、小泉
今年一番の寒気団を伴った強い冬型気圧配置のため寒さの厳しい悪天となり、いくつかのピークをパスとしましたが、久々の雪山テント縦走泊を楽しんできました。
・12/30 うすぐもり
唐沢鉱泉に車デポ後7:10女神茶屋より入山。10時風の強い蓼科山頂。将軍平から天祥寺原へのトレースはないものと考えていたのですが、ついており残念(?)。亀甲池へは
ラッセル楽しめ12:40池のそばに幕営。
・12/31 雪、風強し
6:15北横岳に向け出発。昨夜の積雪20センチぐらいあったが前日のトレースづけで助かる。8:30風の強い北横岳に到着するが何も見えず。三ツ岳はパスとし坪庭へ。
縞枯、茶臼もパスし五辻へ。11:40小屋のえんとつから立ち昇る煙が暖かそうな麦草峠。13時丸山。13:30高見石のしばらく先でうってつけの切り開きあり幕営。前日に比し夜の冷え込み厳し。
・1/1 あいかわらず風雪強し。昨晩の積雪20センチくらい。
6:40発。7:45中山。中山峠で計画していた天狗へ向かうかどうか一瞬検討するが、迷わずパスとし下山とす。8:30黒百合。小屋の寒暖計で−22℃。しっかり踏まれたトレースを駆け下り9:45唐沢鉱泉。車回収後11:20茅野帰着。
ルート図はこちらをご覧下さい