2016年12月30日 八ヶ岳 天狗岳
メンバー:A、O、T
悪天予報のため、予定を1週ずらして天狗岳に行ってきました。
唐沢鉱泉到着すると、県外ナンバーの車でいっぱいで、何とか隙間に車を停めることができました。こんなに混んでいるとは、びっくりしました。
天候が良く、時間もあったため、東天狗ピストン計画から、西天狗まで足を伸ばし、西尾根から下りてきました。
アイゼンを履きたいと騒いでいたTは、雪の上を歩けて大満足。八ヶ岳、北・中・南アルプス、浅間山などなど、絶景を楽しみ、山頂や展望台では、ゆっくりしました。大休止では、おしるこの差し入れがあり、美味しくいただきました。
P.S 甲斐駒ヶ岳にも手を振りましたが、行っていたメンバーは、気づいてくれましたか?
【コースタイム】
7:20唐沢鉱泉発〜9:15黒百合シュッテ〜中山峠分岐で装備整える9:42発〜10:40東天狗山頂〜11:15西天狗山頂〜12:06第二展望台 大休止12:35発〜14:25唐沢鉱泉着
2016年12月29日〜31日 南アルプス 甲斐駒ヶ岳、仙丈岳
メンバー;L谷内、倉澤、久保
年末山行兼冬山錬成として甲斐駒、仙丈に行ってきました。両日とも天候に恵まれ、暗いうちからの一番行動にてトレースのかき消された雪稜登攀的要素も楽しめ、積雪量は少ないものの風に吹かれクラスト〜氷化した雪面でのアイゼン歩行技術が試された二日間でした。
12/29 くもり〜晴れ
AM6時茅野発‐7:05戸台河原駐車。年末恒例の遭対協の係りの方に計画書を提出し雪のない旧車道を7:20出発。以前はスムーズに歩けた車道が決壊しており数回の渡渉あり。濡れないように渡渉ポイントを探しあぐねるいやらしいアプローチとなっており時間をくい10:30丹渓山荘。八丁坂の登りはカリカリで滑りやすくアイゼンのお世話になる。
つづきはこちらをご覧下さい。(PDF)
1 トレース付け 2 甲斐駒ケ岳山頂
3 仙丈ケ岳へ 4 仙丈ケ岳山頂
2016年12月24日 八ヶ岳 阿弥陀岳北稜 メンバー:谷内・久保・倉澤
昨年は雪も少なく黒々としていた八ヶ岳ですが、今年は例年より少ないながらも雪が付いている。今回は日帰りで、阿弥陀岳北稜に行ってきました。
美濃戸から南沢にかけては雪が少なく、凍結した登山道を慎重に歩き行者小屋へ。ここで登攀具と足回りの準備をする。中岳沢を10分程歩いた所より赤テープとトレースに導かれながら北稜へ取り付く。ジャンクションピークの手前にダイレクトに取り付くにはもっと上からの方が良いのだが、最近は下部のこちらの方が多く使われているようで所々マーキングがしてある。樹林帯を縫うよう高度を上げる。
樹林帯を抜け、阿弥陀岳と中岳のコルと同程度の高度となると目の前に第一岩峰が見えてくる。次第にガスが濃くなってきておりすっきりとした見通しが効かないが、見えている先行者は1パーティーのみ。
第一岩峰は左に巻く事もできるそうだが勿体ないので岩に取り付く。谷内・久保・倉澤の順だ。リーダーはスイスイと登っていくが初心者の後続はそうはいかない。氷で詰まったホールドにグローブの手ではなかなか掴めない。「ならばピッケルで」と、カチカチと掛けながら登る。岩トレでアイゼン登攀の練習はしているが前爪2本で登っていくのは意外と難しい。よく見ると岩は階段状になっており、ここが八ヶ岳のバリエーション初心者向けだというのが実感できる。計3ピッチで第一・第二岩峰を越え、なりかけのナイフリッジを抜ければ頂上直下へと到達する。過ぎてみればあっという間であった。ここは気持ちの良いルートだそうだが今回は周りを見れずに残念。
リーダーから今回の山行のふりかえりがあり、中岳沢・行者小屋・南沢と下り帰路に着く。帰りに見上げると北稜には数パーティーが取り付き、多くの登山者を迎えている。午後から風が強くなる予報もあるので早めの行動で正解。なお、連休の中日で山小屋でメーカーのイベントがあるせいか美濃戸口は大混雑でした。
【コースタイム】
美濃戸5:35発〜(南沢)〜行者小屋7:50着- 8:15発〜阿弥陀岳10:40着〜中岳沢途中(北稜取り付き点で大休止)11:20着11:45発〜(南沢)〜美濃戸13:20
01 第一岩峰 02 第二岩峰
03 スリングの受け渡しは慎重に 04 充実の阿弥陀山頂
2016年12月18日 雪上訓練@遠見尾根 参加メンバー:T, K, W
雪上訓練を行いに、遠見尾根へ行ってきました。スキー場もまだ全面滑走となっておらず、雪が少なそうな感じでした。五竜スキー場のゴンドラを使用し、アルプス平へ上がります。スキー場を登り、地蔵ノ頭へ。まだ地蔵ノ頭の巻道は、そちら側のゲレンデが整備されておらず侵入禁止のため這い上がります。新雪によりトレースも無く取りつきからいきなりラッセル開始。輪カンを付け、本日はラッセル訓練となりました。途中、昨日入山したというパーティーが1組いたものの、膝まである雪に足をとられ小遠見山へ行くまでに時間がかかりました。昨日までの冬型の天気がまだ残っているのか、唐松岳方面から五竜岳登、鹿島槍ヶ岳へ吹き荒れていました。小遠見山で弱層観察&テスト、半雪洞の講習を受けました。次第にどんどん天気が荒れてきたため、足早に下山。本日輪カンを忘れてしまったため、時間ロスを余儀なくされてしまい、TさんとKさんに大変迷惑をかけてしまいました。忘れ物には注意したいです。
【コースタイム】
アルプス平 (8:50発) - 地蔵ノ頭(9:20) - 小遠見山(11:50着、大休止) - 雪上訓練 - 小遠見山(13:20発) -アルプス平(14:10着)
ラッセル 弱層観察
小遠見山山頂 半雪洞作り
2016年12月9日 日向山 メンバー:朝倉、矢島、高橋、原田
土日休みが取りずらい会員とともに平日山行を行った。のんびり、リフレッシュをかねて手ごろな日向山を選んだのだが、、
すでにYは駐車場より直に登るコース、Tはヤチキ沢をつめて、Aは鞍掛沢の帰路日向八丁尾根よりそれぞれ山頂に立っているので、初めてのHも含めまだ体験のない錦滝から登るコースを採った。錦滝からはいきなり急登ではしごやロープもかけられている。初め快調だったYだが次第に苦しくなり何度も休みながら尾根にたどり着いた。尾根上は風もあり細かな雪も舞っていて寒さを覚える。白砂を踏んで頂上まで行くがYの具合が悪い。山頂は曇天だが諏訪方面は展望もあり日差しもある。ここでうどんを食べる予定であったが、寒いのと食欲無い人もいたため下山にかかる。
下山路では登ってくる何パーティーかに会った。すっかり落葉し見通しの良くなった林内に降り積もった落ち葉が広がる中を車まで戻った。
車脇の林道でわざわざ担いで運んだ食材と水でこしらえたうどん、いい味でした。
Y:こんなはずでは
T:余裕の体力、もの足りない?
H:いろんなことに興味津々
【コースタイム】
8:00登山口=8:50錦滝=10:20山頂=11:55登山口
2016年12月4日 八ヶ岳 硫黄岳 参加メンバー:T, O, O, W
冬山シーズン始めの足慣らしということで、硫黄岳へ行ってきました。美濃戸口は、予想以上の混雑ぎみ。上段の駐車場がほとんど埋まっていました。
赤岳鉱泉までは雪はかなり少なく、凍結に注意するような感じでした。赤岳鉱泉に着くと、テント場でのんびりしているカモシカに遭遇。だいぶ人に慣れてしまっているようでした。赤岳鉱泉からアイゼンを装着し、樹林の中を進みました。積雪は約10cm程度。赤石の頭へは冬季ルートが出来上がるのですが、あまりの雪の少なさに夏道が出てしまっていました。稜線に上がっても風も無く、まるで小春日和のような陽気でした。赤石の頭の下まで戻り、澄み渡って見える赤岳・阿弥陀岳を真正面に大休止。その後下山となりました。来週も天気が良く気温も高めの予報のため、年末に向けて雪が積もるのか心配です。
【コースタイム】
美濃戸(7:00発) - 赤岳鉱泉(8:50) - 赤石の頭分岐(10:35) - 硫黄岳(11:00) - 赤石の頭分岐下(11:20、大休止) - 赤岳鉱泉(12:20) - 美濃戸(13:45着)
2016年11月6日 八ヶ岳 稲子岳南壁左カンテ
メンバー:L谷内、倉澤、久保
会のリーダーと共に、初の登攀に行って来ました。
実は、11/3に登攀する予定で入山しましたが、前日の冷え込みで積雪となり6日に日程変更となりました。
6日の唐沢鉱泉はほど良い冷え込みと気持ちの良い天候で初登攀に期待を膨らませます。登攀用具を背負い唐沢鉱泉から中山峠を越え、しらびそ小屋への道への途中で稲子岳へと続く踏み跡に入る。途中のガレ場をトラバースし東壁基部・南壁基部と回り込み取り付き点へ。取り付き点はダケカンバに黒いテープが2つ付いており明瞭です。取り付き点には先行の南信地方の山岳会のペアが一組。先行者を見送りながらこちらも準備と最終確認を行い、9:45に谷内さんのリードで登攀開始。初登攀となる久保、倉澤の順で順次登る。先行者を待ちながらの登攀となりましたが、2時間5分の登攀は気持ちよく、いつもは濡れている岩(沢登り)しか経験が無いので、乾いた岩のフリクションを確かめるように登っていきます。リードが谷内さんということもあり、的確なルートを登っていけましたので難しい所は特にはありませんでした。最後のピナクル状の岩までの時間はあっという間に過ぎていき、初マルチとしては最高の状況です。
高山植物が保護されている稲子岳山頂を名残惜しいそうに下り、帰路へとつきました。ちなみに私は数日前から体調不良でしたが当日はなぜか回復。その後悪化し寝込みました。そんな意味でも記憶に残る初マルチでした。
【コースタイム】
茅野市6:00発〜唐沢鉱泉P発6:30〜黒百合ヒュッテ8:15〜取り付き9:05〜登攀開始9:45〜終了点11:50(大休止)12:20発〜黒百合ヒュッテ13:05〜唐沢鉱泉P着14:15
01 初マルチ緊張 02 こっちも緊張
03 精進が必要です 04 スイスイと登っていきます
2016年10月30日〜31日 晩秋山行 黒部川 下の廊下
参加 メンバー: メンバー: A, F, K, O, W
吉村昭 の小説 「高熱隧道」の世界である下ノ廊へ行ってきました。 「高熱隧道」の世界である下ノ廊へ行ってきました。 「高熱隧道」の世界である下ノ廊へ行ってきました。 「高熱隧道」の世界である下ノ廊へ行ってきました。
詳しくはこちらをご覧下さい。(PDF)
【コースタイム】
1 日目:ロッジくろよん(4:25 発)?内蔵助出会(6:10)?白竜峡(9:40)?十字峡(10:50)?
作廊谷合流点(11:45、大休止) ?仙人ダム(13:20) ?阿曽原温泉小屋(14:30 着)
2 日目:阿曽原温泉小屋(4:55 発)?大太鼓(7:45)?志合谷(8:00)?欅平(9:55 着)
2016年10月22日 上信越巻機山南面 魚野川水系登川米子沢
メンバー:L倉澤、久保
沢登りを始めれば一度は耳にする米子沢。遡行自体は日帰りが可能だが、行き帰りの行程が長く足が向かなかった沢。これを本年の沢納めとすべく行ってきました。
起点となる桜坂駐車場で前夜泊とするべく金晩発。4時間かけて日が変わる頃に桜坂へ着くがすでに数十台の車があり、皆、車中泊の様子。こちらもそそくさと就寝。夜は秋の深まりを感じさせる気温でした。 つづきはこちらをご覧下さい。(PDF)
【コースタイム】
22日(前夜発)桜坂駐車場6:00発〜入渓6:50〜スダレ状の15M美瀑8:00〜ゴルジュ上部8:55〜(左俣)〜避難小屋10:45〜巻機山最高地点11:45〜桜坂駐車場着14:35
01 くの字の滝 02 スダレ状の美瀑
03 ゴルジュ内 04 登ってきました
05 ナメで甲羅干し? 06 今までありがとう
2016年10月2日 雨乞岳 メンバー L朝倉、スミス、高橋
恒例のきのこ採り山行を八ヶ岳をやめて雨乞岳で行った。結果的にはきのこは見つからず6名エントリーの参加者も稲刈のあおりをくらい3名となり期待はずれであった。
雨乞尾白川林道のヴィレッジ白州近くの登山口より入山。この登山道しっかり管理されているのに2万5千図にも山と高原地図にも載っていない。
雨の残る中カッパを着て歩き出す。登山道は広いが丸太を階段状に組んであり滑るやら歩幅が合わないやらと歩きにくい。
雨はしばらくして上がり霧の立ち込める中ほぼ尾根に沿うように登山道はつづき道幅も一人分程度となったが笹を刈り取ってあり歩きやすい。急登を過ぎると道はほぼ直角に曲がり穏やかになった尾根をたどると頂上であった。
登り3時間弱、降り2時間弱で広葉樹が茂り、きのこはお勧めしないが紅葉は見事であろうし、冬雪遊びも面白そう、そんな雨乞岳であった。
山頂にて きのこなしの鍋
2016年9月24日〜25日 鳳凰三山(地蔵ヶ岳、観音ヶ岳、薬師ヶ岳)
メンバー:O
前日までは雨続きだったが台風も過ぎ、本日の予報は良くはないが明日は回復予定。
当初は、ドンドコ沢コースを行く予定だったが、初めてのコースの為増水を心配して御座石コースとした。御座石の駐車場は、自分以外は3台ほど。ここまでの道で雨のせいか倒木がありなんとか通ることが出来た。昨日林道事務所には問い合わせしたが、やはり台風の後は事前に車が通行可能か調べる必要ありと感じる。
つづきはこちらをご覧下さい。(PDF)
【コースタイム】
(1日目) 5時茅野発 6:20御座石鉱泉駐車場着 6:55駐車場発 7:45四ノ平 10:30燕頭山山頂 12:40鳳凰小屋着
(2日目) 4:00小屋発 5:10地蔵ヶ岳 8:10観音ヶ岳 9:05薬師ヶ岳 10:10御座石 13:35青木鉱泉 14:40御座石鉱泉
2016年9月25日 赤岳県界尾根 メンバー 谷内
久しぶりの晴れ間を利用し、骨折後のリハビリと冬期山行の下見を兼ねて県界尾根〜赤岳〜真教寺尾根と歩いてきました。
県界尾根上部岩壁帯は鎖やはしごがなければマジな登攀ルートとなりそうで、鎖が出てても下降は要注意。またガリー状の部分とトラバース部は雪崩に注意必要な感じでした
【コースタイム】
AM4:45茅野‐5:30スキー場駐車〜5:40発‐6:50小天狗‐7:50大天狗‐8:35岩壁基部‐9:25赤岳‐11時牛首山‐12:05駐車場帰着
2016年9月17日 荒船山 メンバー:F、F妹、O
内山峠側からトモ岩への登山道が通行止めのため、荒船不動尊から登る。駐車場に着いた時には、他の車はなくどうやら一番乗りらしい。ゆっくりとペースを整えながら登る。
笹の枯れた枝にくもの巣が張られ、そこに朝露がつきその様な枝が五万とありその風景が幻想的。 つづきはこちらをご覧下さい。
【コースタイム】
荒船不動尊7:35 星尾峠8:15 経塚山分岐8:30 トモ岩9:30 経塚山10:25 発10:55 分岐11:05 荒船不動尊12:00
2016年9月3日 金峰山 メンバー:O、F 計2名
5時茅野発、6時35分県営駐車場到着。広い駐車場の周りは、すべてうまっている。
バスが到着するせいか、この時間からずいぶん人が多い。富士見平小屋までは、ゆっくりと登る。ここでみずがき方面と、金峰側と分かれるが多くは、みずがき方面へ行ってる様子。
大日岩では、上まで登り、30分位休憩する。残念ながらここからは、ガスの為金峰山山頂は見えない。ここからは急な登りもあるが尾根を歩くので景色は良くないが気持ちが良い。
考えようによっては、晴れよりも暑くなくて良い。五丈石が見えてからは、なだらかになり空気も冷たくなってきたような気がする。頂上に着くとびっくりするほどの人がいた。駐車場には、観光バスが来ていたからその人たちも含まれるのだろう。とにかくここが、山の奥深くと言うには人が多すぎ観光名所のようだ。ここには、富士見平側より大弛峠から入る人が多いようだ。
長丁場であったが五丈石の途中で写真を撮り、下りは急がずゆっくりと下山した。
【コースタイム】
県営駐車場発6:35 富士見平小屋7:35 砂払いの頭10:25 金峰山山頂着11:00 山頂発12:00 砂払いの頭12:50 富士見平小屋15:15 駐車場15:50
2016年8月26日〜27日 南ア 尾白川本谷 メンバー:L朝倉、倉澤、久保
夏の南アルプス沢登りの第二弾として尾白川本谷に行ってきました。天候に翻弄された2日間となり、当初の目的である本流を詰め、甲斐駒へ足を伸ばし黒戸尾根を下山することはできませんでしたが、充実した山行でした。
26日 6:35日向山P発〜(尾白林道)〜8:30入渓点〜9:10鞍掛沢出会い〜11:00噴水ノ滝〜12:30黄蓮谷出会い着(テン場)
事前の予定では3日間、本谷〜六合目石室〜駒本峰〜黒戸尾根の予定でしたが天候が不順の為、入山前から黄蓮谷出会いで終了とし沢を下降する事としました。
つづきはこちらをご覧下さい。(PDF)
01 鞍掛沢出会いを過ぎて 02 水濡れ
03 噴水ノ滝 04 滝登りを楽しむ
05 獅子岩 06 下山に利用した渓谷道
2016年8月12日〜13日 南アルプス 大武川本流
メンバー;L朝倉、倉澤、久保
夏の南アルプス沢登りの第一弾として大武川本流をつめ仙水峠を越えて北沢峠に至る沢遊びを楽しんだ。
一日目 篠沢橋のゲートより約1時間の林道歩きで入渓点に到着。事前入手の情報では上の林道より入渓点まで草つきを下降するはずであったが、本流沿いに林道が伸びておりその終点が入渓点となっていた。 つづきはこちらをご覧下さい。(PDF)
01 花崗岩と緑の淵 02 穏やかに流れるナメ
03 コントラスト 04 素麺
05 テンバで見つけたルリヒラタムシ(希少種) 06 アマゴ塩焼
07 再び本流に降り立つとそこは好テン場 08 仙水峠へ
2016年7月30日〜31日 中央アルプス中田切川大荒井沢
メンバー;L谷内、朝倉、久保、高橋、宮坂(明)中央アルプス中田切川支流大荒井沢で夏合宿を行ってきました。下流部はやや単調な渓歩きで疲れましたが、曇りの滝を過ぎた後半部は花崗岩から成る滝が次々と楽しめ、巻道も含めほとんど人跡なく自分たちでルートファインデングを要し長い行程ともあいまって充分堪能することができた二日間でした。
つづきはこちらをご覧下さい。(PDF)
2016年7月23日〜24日
県連スキルアップ技術講習会 大町市運動公園人工岩・仏崎岩
参加メンバー:W
県連教育部 佐久山の会のFさんを講師とし、第二回スキルアップ技術講習会(岩稜・登攀編)が1泊2日で行われました。参加者は、7会から計15名でした。リーダー(経験者)を1名含める4名1組のグループに分かれ、全体講習→グループ実習というスタイルで講習会は行われました。 詳しくは、こちらをご覧下さい。(PDF)
2016年7月24日 三ツ峠 メンバー;谷内、宮坂(正)
剣に向けての岩トレを三ッ峠で行ってきました。この時期は暑いためか人少な目でしたが、あいかわらず下部岩壁はスクールで占有状態でした。
登山道沿いの花々はそこそこ楽しめ、丸いつぼみ状態のレンゲショウマが可憐な姿を見せていました。
【コースタイム】
AM6時茅野発‐7:20登山口‐9時〜13:30トレーニング‐14時下山‐15時駐車場
2016年7月17日 南ア 神宮川支流ヤチキ沢
メンバー;L谷内、宮坂、久保、高橋
南アルプス北部白州の神宮川支流ヤチキ沢に行ってきました。以前、氷瀑で何度か訪れていた所ですが、夏の沢は初めてで花崗岩からなる山域であり崩壊具合が心配でしたがそこそこコンパクトに楽しめ下降路にとった北東尾根のルートファインディングもいいトレーニングとなりました。
つづきはこちらをご覧下さい。(PDF)
2016年7月16日 大泉山、小泉山 蝶・鳥山行 メンバーT,TY,F,O,A
近所の里山、大泉山(1115,2m)、小泉山(1069,8m)へ探蝶、探鳥の山旅に6名で出かけた。小泉は中沢口より山頂を経て上古田口へ降り車道を駐車場へ戻った。
大泉は多留姫神社より頂上を往復した。どちらの山も樹木に覆われており、加えて曇り空だったため山の中では蝶の姿は見られなかった。目的のオオムラサキは麓の飼育ゲージの中のものを多数間近に見ることができた。
当日確認した蝶;モンキチョウ、アゲハチョウ、イチモンジセセリ、ヒメシジミ、モンシロチョウ、キタテハ、ベニシジミ、ジャノメチョウ、カラスアゲハ、オオムラサキ
当日確認した鳥;ツバメ、キジバト、ヒヨドリ、ハシボソガラス、ホウジロ、モズ、ハクセキレイ、キセキレイ、オオルリ、トビ
鳴声のみで確認できた鳥;カッコウ、ウグイス、ホトトギス、オオヨシキリ、イカル
2016年7月10日 岡谷 霧訪山(きりとうやま)
昨日の9日が雨の為、翌日の10日に順延し天気には恵まれた。いくつかコースはあるようだが、今回は両小野中学校奥の登山口より上る。
9時に駐車場に到着した時には4台ほど車があり、全部で10台くらいは停められそう。今日は工程も短くゆっくりとした山行なので、コンパスの使い方を復習しながら登る。
広葉樹と、針葉樹の樹林の中を進む。昨日雨が降ったせいかこの時期にしては涼しく、気持ちよく登る。途中かっとり城址(鉄塔)にて、事前に印刷してきた霧訪山周辺の地図を出し磁北線とコンパスの方角を合わせ地図上の山と実際に目に見える山とを確認する。また目に見える景色の町、高速、国道など地図と合わせた。
ここから霧訪山の頂上が見えたのでコンパスに方角を記録する。これで直登だったら迷わずノースマークと磁針の北をあわせ直進していけばよいが、登山道がまがっているのでそうはいかない。途中花はほとんどなかったが、植物を観察しながらゆっくりのぼり頂上では展望が開けたが、周りの山々には雲があって山々の景色を楽しむことは出来なかった。上り下りと、5組くらいの人と出会ったが、事前に調べたとおり地元の人に愛されて気軽に何度も気軽に登る山のようだ。次回は秋に山の神自然園のほうから登ってみたいと思う。自然を楽しみながらゆっくり登るには良い山だった。
【コースタイム】
9:15小野側登山口発→9:45かっとり城址→11:00山頂、12:30下山→14:00登山口着
2016年7月10日 妙高山系黒沢沢登り
メンバー;L谷内、朝倉、久保、高橋、宮坂、中谷(R&B)
少し遠出をして妙高山系関川支流黒沢での沢登り兼お花見に行ってきました。
当会OGで現在R&B所属の中谷さんと久しぶりのジョイントで楽しい一日がすごせました。
厳しい登攀的要素はないものの次々と現れる大岩の乗越に微妙なバランスを要したりしてトレーニングに適した手ごろな沢でした。ヤブ漕ぎなく黒沢湿原登山道に出て終了となり足回りをはき替え花見に移る。時期が遅かったせいかお目当てのハクサンコザクラには出会えませんでしたが白い花穂を柔らかくゆらすワタスゲや八ヶ岳では見られないイワイチョウの群落になぐさめられ大休止の後、登山道を駆け下り杉野沢温泉で汗を流し解散となりました。
【コースタイム】天候;晴れ
AM4:30茅野発-6:45笹ヶ峰駐車〜7時発-7:50黒沢出合〜8時入渓-11:15終了点〜12:30下山-14:30笹ヶ峰帰着
2016年7月3日 県連登山学校 沢登り 春日渓谷 鹿曲川
参加メンバー:T(講師), K(スタッフ), T, W
県連教育部と当会タイアップの県連登山学校 沢登りに参加してきました。参加者は4会から計12名でした。まるで嵐のような暴風雨の中、午後に向けて天気は回復傾向との判断の中行われた講習会。入渓点に入ると、谷の中のせいか至って静かでした。
つつぎはこちらをご覧下さい。(PDF)
【コースタイム】
大河原峠 (8:00集合) ? 入渓点(装備準備後9:00発) ? そうめん滝・終了点(昼食、講習後13:00発) ? 車道(14:15着、懸垂実地訓練) ? 大河原峠(15:30解散)
2016年6月11日 セルフレスキュー講習会
セルフレスキューの講習会が開かれました。と言っても、身内の集まりなんですけれどね。ただ、セルフレスキューを知っているかいないかで、いざというときは大違い。
ツェルトや登山ザックを使った救助法やツェルトの張り方、ストックでの松葉杖の作り方などなどの救助方法です。普段から経験しておかないと、いざというときはできません。
ヘリを呼ぶにしても、ヘリが下りられるところまでは結局は人の手で運ばないといけません。ちょっと知っていたから助かった、生きるか死ぬかの違いは紙一重です。
年一回のセルフレスキュー講習会ですが、おろそかにはできないですよねぇ。
2016年6月4日 八ヶ岳阿弥陀岳(清掃山行)
メンバーA、T、K、S、F、KU、O、
天気はうす曇、明日にかけて西から崩れる予報。舟山十字路に、茅野組、原村集合組集合する。駐車場は、あと数台停められるかというところ。舗装面より駐車面がかなり低くお腹が擦りそう。本日は入会後2回目の山行となるSさんも、五本足ソックス?靴で参加。始めはゆっくりと林道を行く。花に詳しい先輩方が花の名前を教えてくれる。全部覚えきれるだろか・・・。林道ではゴミはほとんどなく林道を外れたあたりから、昔のプルトップの空き缶ビニール、ビンなどが見つかる。プルトップの空き缶などはここに何十年も眠っていたことになる。
いろいろな花を見たり写真を撮りながらゆっくりと登り、取り付き点左俣、右俣点まで来る。ここで休憩。先日習った地図とコンパスの使い方を実践する。左俣に向け出発。やはり正式な登山道ではないので(地図には載っていない)道は、わかりづらいがピンクリボンやマークはされている。
次の休憩は南稜が見えるところで休憩。その後再び出発し山頂を目指す。花や眺望の良い景色が背中を押してくれるものの、久しぶりの山行によりさすがに足がバテ気味。(踏み台昇降ではなくもっとハードな鍛え方をしなければ・・・反省)
そうこう言っているうちに頂上に到着。初めての頂上はかなり広い。冬山は迷いやすいと言うことか。頂上で写真を撮り、摩利支天まで降り昼食。その後、中央稜と御子屋との分かれ道でTさんより、冬など視界が悪い場合なども御小屋はこちら側を降りるように教えられ、コンパスで直進法も実践する。
途中御小屋手前で休憩をし長い長い下りを降り舟山十字路に到着となった。今回の山行では、多くの花が見れたが、サクラソウ、イワカガミ、スミレ、コバメツガサクラ等たくさんの花を見ることが出来た。ゴミ収穫量、4.5キログラム。
【コースタイム】
舟山十字路発6:40-第一休憩8:00-発8:15-第二休憩(南稜見えるところ)9:30-発9:40-山頂着11:15-麻利支天(昼食)11:35-発12:05-御小屋手前休憩13:40-発13:50-舟山十字路着15:00
2016年5月29日 北ア乗鞍山域 十石山
メンバー;L谷内、倉澤、福田、久保
残雪期例会山行を企画したのですが例年にない暖かさのためメンバーのお田植が早まり山行が遅くにずれ込み雪は稜線直下のみとやや寂しかったですが、逆に下半部では17種ぐらいの春の花々に出会うことができコシアブラの恵みも少々いただいたりとゆっくりとしたペースで登り、快晴の好天のもとさえぎるもののない山稜からはいつもと方向感覚の違う眺めを堪能することができました。
【コースタイム】
AM5時茅野発-6:20白骨温泉上中電無線局のカーブ1470m地点に駐車〜6:30発-10:30十石山2525m〜11:10往路下山-13:15駐車場帰着。一昔前世間を騒がせた入浴剤の入ってない白骨温泉で汗を流し16時茅野帰着
2016年5月3日〜5日 県連雪上訓練(針ノ木雪渓) メンバー:L倉澤、久保
県連の主催の雪上訓練に行ってきました。
日帰り組みも合わせると、6山岳会が参加し、今後につながる講習でした。
一日目は、扇沢から大沢小屋のベースまで歩き、赤石沢の斜面で歩行訓練と滑落停止訓練。歩行訓練はZ型に斜面を繰り返し登下降し足の運び方、ピッケルの使い方などを再確認。これが一番勉強になりました。自分が歩ける角度を確認し、滑落の危険性を少しでも低くするためにはとても重要です。「静加重・静移動」と心に繰り返し唱えながらの訓練となりました。
二日目も赤石沢で前日の復習と、フィックスロープの元での登下降やトラバース、バックステップも取り入れて訓練。雪上確保の技術としてスタンディングアックスビレイとスノーバーの訓練。最初の整地が重要と再確認できました。また、耐風姿勢のおさらいと、懸垂下降の確認も行いました。朝のうちは雨が降っていましたが8:00頃には上がり、春山らしい気候にも恵まれ、充実した一日でした。
三日目は、大沢小屋ベースを4:30に出発し、針ノ木岳へのピストンです。ノドを過ぎた頃から強風に見舞われ残念ながら引き返しとなりましたが、大人数での山行でしたのでリスクを避けるためには妥当な判断です。余った時間で再度、今回の講習の振り返りを行い下山。
他の山岳会との交流もあり有意義な訓練でした。
本会の諸先輩からの教えもあり他の会には引けを取らなかったと自負していますが、他の会の生活技術も学んで来ればよかったかな?と後になり思いました。
1 支点作成 2 歩行訓練
3 針ノ木岳へ 4 強風により撤退!!
2016年4月23日 雨引山 メンバー:F, O, K, S, W
例会山行の花見山行として、安曇野にある北アルプスの前衛の前衛、雨引山に行ってきました。花見ということで、4月下旬頃に咲くといわれる”イワウチワ”を探しに行きました。また、先日入会したばかりの新人Sさんを交えて、賑やかな山行となりました。
詳しくはこちらをご覧下さい。(PDF)
【コースタイム】
馬羅尾高原キャンプ場(8:05) - 熊ノ倉岩(9:35) - 雨引山山頂(10:30着、大休止後11:20発) - 林道経由 - 馬羅尾高原キャンプ場(12:30)
2016年4月3日 八丈富士 メンバー:A, O, W,(K)
八丈島にある八丈富士に登ってきました。4名で入島しましたが、1名は体調を崩してしまい宿でお留守番。3名で楽しんできました。
詳しくはこちらをご覧下さい。(PDF)
【コースタイム】
登山口(6:50) - 山頂(7:30) -お鉢巡り右回り- 最高地点(8:35) - 山頂(9:00) - 浅間神社(9:10) - 中央火口丘(9:40)- 山頂(10:40)- 登山口(11:00)
2016年3月20日〜21日 赤岳東稜 L谷内、鈴木
何年越しかでようやくのこと赤岳東稜の登攀にこぎつけることができました。想像していた以上に素晴らしい雪稜ルートでピッチグレードはそれ程ではないかもしれませんが泊まり装備を背負って自分たちでトレースをつけていくという経験が味わえるという意味で貴重なルートでありました。
詳しくはこちらをご覧下さい。(PDF)
2016年2月6日 冬合宿に同行
(美濃戸から行者小屋、赤岳鉱泉、美濃戸、美濃戸口) Fさん、O
美濃戸口近くに住んでいるFさんの友人の家に車を置かせてもらい、合宿泊まり組の車に同乗し美濃戸まで行く。
6:50美濃戸出発、南沢コースで行者小屋を目指す。途中雪解け水が凍っていて氷の上を歩くようなところあり。
9:30行者小屋着。10:00出発。アイゼンをつけながら中岳展望台に登る。雲のためたまに阿弥陀の一部が見える程度。横岳、大同心がたまに見える。
11:00赤岳鉱泉到着。昼食をとりながら、1組のアイスクライマーと話をし見学する。11:40出発。南沢登りより歩きやすい。12:55美濃戸到着。13:20出発、14:15駐車場到着。
2016年2月6日〜7日 冬合宿 赤岳、阿弥陀
メンバー;CL谷内、SL朝倉、倉澤、佐藤、高橋、宮坂
福田、Oさん;2/6日帰り(南沢〜行者〜赤岳鉱泉〜北沢)
冬の赤岳、阿弥陀に行きたいという若手会員の要望にこたえ久しぶりに行者定着での冬合宿を行ってきました。この3週間で積雪そこそこ増えてくれ天候にも恵まれ気持ちよく山頂を踏むことができました。体力、バランスよく順調に行程がすすみもの足りないくらいだったかもしれませんが次ぎへのステップに期待としましょう。
つづきはこちらをご覧下さい。(PDF)
2016年1月31日 蓼科山 メンバー:L倉澤、福田、久保
暖冬でしたが八ヶ岳にも雪らしい雪が降り、晴天を狙って蓼科山に行ってきました。気温が高くまるで残雪期のようでしたが、山頂付近ではウインドクラストを楽しめた山行となりました。
女乃神茶屋Pには、新しいトイレが設置してあり入山者の多さを物語っている。登りはほぼ喋りながらの行程だったのであっという間に山頂に付いた気がするが、3時間は歩いている。山頂は多少の風があるが好転に恵まれ、360度の展望を楽しむ。道標等にはエビの尻尾も発達しており、冬山らしい風景も楽しめた。
入山者も多くにぎやかな山だ。多くが県外ナンバーの車なので帰途が大変なんだろなと他人ながら心配する。地元に暮らしている身であるのであまり感じないが、やはり八ヶ岳は冬山のメッカなんだろなと感じ、遠方の人から見たら羨ましい所に住んでいるのだなと、改めて考えた山行であった。
【コースタイム】
女乃神茶屋P(発)7:25〜山頂10:45〜(大休止)〜女乃神茶屋P(着)12:50
01 樹氷きれいです 02 綺麗です
03 好天に顔もほころぶ 04 山頂にて
2016年1月24日 守屋山 Fさん、O
朝遅い時間の方が、暖かく足場も凍っていないだろうということで8時半と遅めの出発。途中、食料を買いながら杖突峠を車で登る。
杖突峠駐車場から登るつもりだったが、駐車場に積雪があり2駆の乗用車では入ったがよいか出られないと困るのでその先の、雪かきの車が停めてある駐車場に駐車。そこから道反対に守屋山登山道があったのでそこから登る。お隣には、別の伊那から来た登山者が駐車。
土の出ているところはなく、雪は多くもないのでそこそこのペースで登れた。天気予報のとおりだんだん寒気が西からやってくるとのことだったが、そのとおりにだんだん雲が広がり小雪も舞い冷え込んでくる。
頂上に着いた時には、あまりゆっくり出来ないほど気温も下がり、避難小屋で昼食をとる。この避難小屋は、初めてだったが誰かの家のように中が飾られたりしていて、昼食をとるには最高だった。
帰りは、手の感覚がなくなるほど寒くなってきたので、ペースを上げて下山。標高が低くなってきたところでやっと、寒さも落ち着く。ガスったり、吹雪になることなく下山することが出来た。
【コースタイム】
9:30駐車場出発、11:30西峰到着、11:50守屋山到着、12:50出発、14:00駐車場到着
2016年1月17日 北アルプス 西穂高独標
メンバー:朝倉、小野木、倉澤、高橋、佐藤
今シーズンは本当に雪が少ないため雪を求め、又、2月に控えている合宿の練習も兼ねて、北アルプスに聳える西穂高の独標まで行ってきました。新穂高から朝一のロープウェイに乗り、一気に標高2,156M地点へ。天気予報に反した真っ青な空と、雪がかかった名峰達に歓喜が上がります。例年の積雪に比べれば半分にもならないのでしょう。それでも流石北アルプスというだけあり、久しぶりの足を取られるほどの雪に興奮ぎみ。西穂高山荘まではアプローチも短く、アッと言う間に着きました。先ほどの青空は何処へ?雲行きが怪しくなるなか独標へ。無風のピークを踏み、しばし目の前の穂高連峰を堪能しました。独標直下は傾斜が少しきつい岩場となっており、下山に時間がかかりました。西穂高山荘で大休止を取り、短時間の滞在だけに名残惜しみながら、下山へ。トレースが全て滑り台になっているなか、30分と高速で下山出来ました。
【コースタイム】
新穂高ロープウェイ(西穂高口駅)9:30 - 西穂高山荘10:30 - 西穂高独標12:00(12:20発) - 西穂高山荘13:10(13:40発) -新穂高ロープウェイ(西穂高口駅)14:10
2016年1月9日〜11日 南アルプス 地蔵尾根〜仙丈岳
メンバー;L谷内、宮坂、倉澤、佐藤
雪が少なくやや物足りなかったですが好天のもと静かな仙丈岳のピークを踏むことができました。倉澤、佐藤両名にとって重荷を背負っての長大な尾根ルートを経ての3000m峰登頂はよい経験となったと思います。
1/9 快晴
AM5時茅野発-6:06柏木集落登山口駐車。車2台あり2パーティーが調度出発準備中でいずれも我々と同一計画と。6:30発。林道工事がどんどん進んでおり下部のアプローチがポイントの一つとなるルートであるが夏季の下見のおかげで暗いうちからのスタートも問題なし。10:35松峰小屋分岐。地蔵岳トラバース辺りよりようやく雪でてくるがテンバ適地が悩ましい。12:30首なし地蔵(2400m)で久しぶりの眺望が得れ、夏の下見どうり平坦地で雪もなんとかありテンバ設営とす。正月のものと思われる古いトレース跡もあり明日の行程もはかどってしまいそう。
1/10 快晴
AM4時起床-5:35発。ヘッドラの灯りのもとか細いトレース跡と豊富な赤ペナントを確認しながら進む。森林限界点2736m下の斜面は雪崩に注意必要と考えていた所だがトレースもそれを考慮したルートどりとなっていた。この先は雪が多ければ快適な雪稜歩きとなるのだろうがいたし方なし。そこそこの風のなかクラストした雪面のアイゼン歩行を楽しみながら8:50仙丈岳着。頂上に立ち初めて北岳、富士山に会いまみえる。北沢峠側から登ってきたパーティーに写真をとってもらいゆっくりと眺望を楽しんだ後往路下山。11:15テンバ帰着。時間も早くこのまま下山するかどうか一時悩むが暗くなってからの下部樹林帯でのルートファインデイングは迷いそうなので却下としゆっくり昼寝とし時間をつぶす。
1/11 快晴
5:40下山-9:30駐車場帰着し高遠のさくらの湯の一番風呂で汗を流した。
2016年1月3日 新年山行 編笠山 メンバー:L倉澤、高橋
あけましておめでとうございます。恒例の新年山行ですが都合により寂しい人数となってしまいましたが、それにも増して雪も寂しい山行となりました。その代わり晴天の下、気持ちの良い山行となりました。
富士見高原Pで、数人の登山客と言葉を交わすが出る言葉は「雪、少ないですね」。町から見る編笠も頂上付近にうっすらと白いものが見えるのみ。ならば、西風に期待して山頂を目指す。
メンバーは、ランニングをしているせいなのか体力があり、いいペースでシャクナゲ公園を過ぎたあたりの山頂の露岩帯下へ。ここまで風の音が大きかったので暴風対策を万全にし山頂へ向かうが、風は微風となる。夏道同様となっている道を山頂へと向かい、個人的に好きな八ヶ岳の景色が変わらずにお出迎え。雪化粧とはなっていませんがこれも良い眺め。装備を整えた所まで下り、牛乳400ml・生クリーム200ml・板チョコ1枚、計1000キロカロリー以上のホットミルクを2人で平らげる。正月の暴飲暴食の上にこのカロリーはちょっと体に堪える。このカロリーを減らすためにとっとと下山し、1時間30分後には富士見高原Pへ帰着。
雪が少ないので氷爆の当たり年になっているそうですが、やらない私には雪恋しい年末年始となっています。でも、ラッセルのある山だと違う考えがでてくるのでしょう。無いものねだりですね。
【コースタイム】
富士見高原P(発)6:45〜露岩帯直下9:20〜編笠山9:55〜露岩帯直下(大休止発)11:15〜富士見高原P(着)12:45